【イラスト図解式 この一冊で全部わかる Web技術の基本】 「3-5.メッセージヘッダー」を読んで
【イラスト図解式 この一冊で全部わかる Web技術の基本】
「3-5.メッセージヘッダー」を読んで
「イラスト図解式 この一冊で全部わかる Web技術の基本」の第3章5節についての要点、自分なりの知識の整理の2点を述べていきます。
1.要点
メッセージヘッダーとは
HTTPメッセージに関する詳細な情報
HTTPリクエストとHTTPレスポンスで利用
<主な種類>
・一般ヘッダーフィールド
HTTPリクエストとHTTPレスポンス両方に含まれる
例)Date(HTTPメッセージが作成された日付)
・リクエストヘッダーリクエスト(リクエストメッセージ)
HTTPリクエストのみ
例)User Agent(ブラウザの固有情報、バージョンやプロダクト名)
・レスポンスヘッダーリクエスト(レスポンスメッセージ)
HTTPレスポンスのみ
例)Server(Webサーバー機能を提供するプロダクト情報)
・エンティティヘッダーフィールド
HTTPリクエストとHTTPレスポンス両方
例)Content-Type(データの種類)
2.知識の整理
以下、気になったこと2点をまとめていきます!
- メッセージヘッダーの構造とそれぞれの役割
- 代表的なヘッダーフィールドリスト
- メッセージヘッダーの構造
HTTPリクエスト、HTTPレスポンスの構造はこのようになっています。
メッセージヘッダーの中に結構な量の情報が格納されているんですね。
ちなみに、以前こちらの記事で詳しく述べていました。
おさらいすると、
<HTTPリクエスト>
○メッセージヘッダー
ブラウザの種類、対応するデータの種類、データ圧縮方法、言語などの情報の記述
1.Request headers(リクエストヘッダーフィールド)
指定するとリクエストを変更するもの (Accept-languageなど)、状況を示すもの、条件を与えるもの
2.General headers(一般ヘッダーフィールド)
メッセージ全体に適用されるもの
3.Entity headers(エンティティヘッダーフィールド)
リクエスト本体に適用されるもの
<HTTPレスポンス>
○メッセージヘッダー
Webサーバーのソフトウェア情報、返信するデータの種類、データ圧縮方法などの情報の記述
1.Response headers(レスポンスヘッダーフィールド)
ステータス行で伝えられないサーバーの追加情報
2.General headers(一般ヘッダーフィールド)
メッセージ全体に適用されるもの
3.Entity headers(エンティティヘッダーフィールド)
レスポンス本体に適用されるもの
- 代表的なヘッダーフィールドリスト(□で囲んだところはよく使うもの)
実際のところどう映っているのかを知りたかったので、デベロッパーツールで調べてみました。
今まで「よくわからない文字の羅列」だったのが、全部とはいかないですが、調べながらだと解読できそうな気がしてきました。
明日はTCPによるデータ通信についてまとめます。
ご意見やご指摘、感想などコメントでお待ちしています!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
【出典】
イラスト図解式 この一冊で全部わかるWeb技術の基本
HTTP ヘッダー-MDN Web Docs
「HTTP」の仕組みをおさらいしよう(その2)