まなびの森

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【レポート】「実務未経験からエンジニアになるための秘策とは?〜面接対策編〜」まとめてみたよ

「実務未経験からエンジニアになるための秘策とは?〜面接対策編〜」

4/12に開催されたアルサーガパートナーズ株式会社の人事はらかなさん主催のセミナー「実務未経験からエンジニアになるための秘策とは?〜面接対策編〜」の参加レポートをブログにも投稿します。
以前noteに投稿した記事を修正したものになっています。
※ちなみに投稿したnoteは消えちゃったんです。(なんで〜〜号泣〜〜〜)


1.IT業界の転職トレンドの概況(2021年4月現在)
【全体】
コロナ禍で求人数は減少している
求職者数は増加している
(特に飲食業、観光業など、コロナ禍打撃を受けている職種)
有効求人倍率は2019年末10%→2021年7%
経験者募集は増加

【求職者の状況】
経験者は求職活動をストップ(案件数も不安定なため)
未経験者のエンジニア志望者数が増加
→やはり経験者が有利、未経験者は選考が厳しい

未経験者でもエンジニアになるには、結論やる気が大事

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2.転職に成功している人の類似点
【結論】決意と覚悟が明確、それがきちんと伝わる人
①アウトプットをしっかりしている人
②定性、定量で成果が語れる人
③自身が企業に活かせるスキルが分析できている人
④入社してからのビジョンが描けている人

①アウトプットをしっかりしている人
成果物のフィードバックをしてもらった事実を面接の中で伝えるといい
→業界での交流がある、自己研鑽できている事実が伝わる

②定性、定量で成果が語れる人
自身の目標を【定量】で話し、その結果どのくらいコミットしたかというのを【定量+定性】で話す
例)勉強時間や期間(定量)、今後の展望など定量部分に肉付けできる部分(定性)

③自身が企業に活かせるスキルが分析できている人
・どういうスキルを求められるのか(求人原稿、社員インタビュー、会社ホームページなどにヒントがある。もし調べてもわからなければ担当者にホームページ経由で質問しても大丈夫)

④入社してからのビジョンが描けている人
自分史を作る
・自己分析から仕事に対する自分の価値観を考え直す
→自己分析にはWill(これからやりたいこと)Can(自分ができることの現状)Must(求められるスキル)を用いる
・短期的、中期的な目標を考える(時間軸もセット、将来的にめざすのはゼネラリストorスペシャリストなのか)

▽自分史の書き方について

就活日記~失敗談と失敗しない為のノウハウについて~|はらかな|note

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3.自己PRと志望動機
【面接でよく聞かれる質問】
・自己紹介
・志望動機(業界、職種、企業それぞれ)
・前職について
・企業選びの軸について
・キャリアビジョン
・他社の選考状況
・逆質問

・自己紹介
すっきりと簡潔に(3〜4文目安)
話しすぎない

・志望動機
結論、きっかけ、将来、貢献できること、結論の順で話す

・企業選びの軸
会社主体での軸についての回答がベスト
(例:やりがい、社風、自身と企業の成長など)

・逆質問
基本気になることは聞くスタンスでOK(お互いにミスマッチを防ぐため)
×ホームページや企業情報を見ればわかること
×面接のフィードバック(第一志望でないことが伝わってしまう)

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4.質疑応答より
現在、選考を受けている方からの情報もあったので追加
GitHubを見る企業さんは多い
・資格の有無はあまり重要視されないところも
(企業によって評価がまちまち、資格によっては入社してから役立つものもあるので一概には言えない)
・Web面接の場合、面接開始時間の5分前〜時間ちょうどに入室がベスト
(実際の面接の感覚で大丈夫)

以下、自分の考えです。

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5.考えたこと〜わたしの転職活動戦略〜
【結論】事前準備が鍵となる
事前準備のなかには、転職活動における準備(職務経歴書ポートフォリオ、面接対策)普段の学習(学習における準備)の2つ

・転職活動に向けた準備
転職活動に特化したサービスもあるから、これでもかってくらいこれはみんなやる
短期集中で頑張るイメージがあります。
エンジニアを目指す人はTwitterをやる人が多く、情報感度が高いです。
だから、未経験転職の現状を知ってる人が多いとは思います。
わたしも体感したけど、「未経験者向け」のセミナー、LT会への未経験者枠の参加人数えぐい(笑)
フリーランスの期間挟んでから会社に就職する人も一定数います。ある意味戦略。

・普段の学習面における準備
目指す人が多い今、より差別化を図りたいならおそらくここ!

SNS 
【結論】企業の方に見られても恥ずかしくない発信を心がける
主にTwitterの活用(学習内容、読書記録、セミナー等の参加記録など)ですかね。
普段のツイート内容、プロフィールの書き方、アイコンなどなど、どんな考えの人なのかっていうイメージがつきます。
隠しきれないアウトプットってここかなって印象です。

「企業に就職」してエンジニアのお仕事をしたい方だとしても、普段から「自由に働きたい」「稼ぎたい」「早期リタイアしたい」「フリーランスになりたい」と書いている方を、企業は採用しようと思うでしょうか。
(業界の方いわく、発信内容だけでなく、ポートフォリオからも雰囲気がわかるそうです。)

○Qiita,Zenn,GitHub,ブログの活用
【結論】目的を持って活用しよう
ここでのアウトプットも企業さんに非常に重要視されるようです。
ただ、闇雲に数を出せばいいわけでなく、それぞれにきちんとルールがあるので、しっかり規約とにらめっこ必須ですね。

○勉強会、セミナーやコミュニティへの参加
【結論】目的を持って参加しよう
いろんなコミュニティがありますが、スキル感を見て、
自分と同じくらいの立場の方や業界の先輩方がいらっしゃるものがいいと思います。

これまで勉強会にいくつか参加しましたが、勉強会がきっかけでそのテーマだけでなく、自分の知識レベルの現実がわかるんですよね。笑

参加者の方が話している用語がわからなかったらすぐに調べる、勉強会に参加した方と関わりを持てるようにするなど、ここをきっかけに、ただ学んでいるだけでは身につかない現実もわかります。
少なくともギャップを埋められるのではないでしょうか。

あと、セミナーに参加するとやる気スイッチが押されます。鼓舞されます。
体感として、取り組んでいる課題の進捗が悪いときほど、参加してよかったと思えます。

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6.まとめ
【結論】定期的に立ち止まって考えてみよう

どんな仕事でもそうですが、改めて思うのは、IT/Web系の仕事は目指す人が全員なれる職種では決してありません。
技術の進歩についていくために毎日勉強が必要ですし、実力主義、職人気質な世界に見えます。向き不向きがかなり如実な仕事です。

この業界は人手不足って言われていますが、きっと単なる人手不足ではなく(企業が求めている)人手不足だと思います。


わたしの足りないところ「軸と志望理由」
昨日(もはや今日)現役でWeb業界で働かれている方とお話をする機会がありました。
そのとき、自分がどんな企業に行きたいかの軸、どうしてエンジニア(コーダー)じゃないといけないのかという志望理由が即答できませんでした。

すごく恥ずかしいです。
つくることが好きなのに、それをその場で言えなかったことがすごく悔しいです。
自分に厳しく自己分析もしていきます。


セミナーをきっかけに自分のこれからについて考え、分析することができました。
今回、きっかけをくださったはらかなさんに感謝です!

ありがとうございました!

【参考】
【面接対策】実務未経験からエンジニアになるための秘策