【イラスト図解式 この一冊で全部わかる Web技術の基本】 「2-3.TCP/IP」を読んで
【イラスト図解式 この一冊で全部わかる Web技術の基本】
「2-3.TCP/IP」を読んで
1.要点
役割ごとに4つの階層に分かれている
アプリケーション層とは
Webブラウザやメールソフトなどのアプリケーションごとのやりとりを規定
TCPとUDPとは
TCP(Transmission Control Protocol)
UDP(User Datagram Protocol)
トランスポート層に位置する
アプリケーション層のやりとりに応じてデータの処理をしている
2.知識の整理
今回、気になった3つのトピックについてまとめていきます。
- TCP/IPの概要(もうちょい深掘り)
TCP/IPとは、インターネットを含む多くのネットワークの中で世界標準的に使われている通信プロトコルのことです。
TCP(Transmission Control Protocol)とIP(Internet Protocol)という2つの中核をなすプロトコルから名付けられています。
実際には、いくつかの補助的なプロトコル(UDP、ARP、ICMP)も含んでいます。
- 4つの階層の役割について
第1層:ネットワークインターフェイス層
同一のネットワーク内でデータを転送する役割
第2層:インターネット層
複数のネットワーク間での転送を担う役割
第3層:トランスポート層
データを適切なアプリケーションに振り分ける役割
第4層:アプリケーション層
アプリケーションで扱うデータのフォーマットや手順を決める役割
この4つの階層のプロトコルがすべて機能して初めて通信ができます。
以下は、階層を通ったデータの流れの図です。
上図のパソコンのイラストは、Webブラウザ、Webサーバーです。
アプリケーション層どうしでもサービスの要求と応答がなされています。
(関連:【イラスト図解式 この一冊で全部わかる Web技術の基本】「1-6.Webページが表示される流れ」でわかった壮大さ)
TCPはコンピュータどうしがお互い確認しながら通信を行うのに対し、UDP(User Data Protocol)は確認がない一方的な通信です。
用途によって使い分けます。
今回、いろいろなサイトや本を調べましたが、なかなか自分のものにならず、だいぶ苦戦してしまいました!
解釈違いのものもあるかもしれません。。。
ご指摘もお待ちしています。
明日は、IPアドレスとポート番号についてまとめます。
【出典】
イラスト図解式 この一冊で全部わかるWeb技術の基本
プロトコルとは?初心者でもわかるIT用語解説!
TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)
TCP/IPとは?通信プロトコルの階層モデルを図解で解説
TCPとUDPの違いと使い分け(第18回)